物語の体操プロットカード

物語の体操 プロットカード

今回の結果




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取り扱い説明書
Webブラウザにプロット作成の助けをさせるようにした
「摩陀羅」、「多重人格探偵サイコ」の原作者、大塚英志さんは小説の書き方として「物語の体操」という本を上梓されている。

この本の中で紹介されている、プロット作成法を高林さんのブログ記事日本語テキストをテーブルで表示するを参考に、ブラウザで実現した。


例題
「物語の体操」プロットカードでプロットを作ってみた
カードの啓示とランダムネームジェネレータにより、鬱話ができあがった。
ハッピーエンド至上主義なので、カードがなければこういう話は作れなかっただろうな。
めざせ、プロット100個!

表示されたカード
援助者:善良 
主人公の過去:<逆位置>清楚 
主人公の現在:<逆位置>意思 
主人公の近未来:<逆位置>解放 
結末・目的:<逆位置>理性 
敵対者:<逆位置>変化

バフィルは母子家庭の一人っ子。
いつも母(ウェタリア)のそばにいたいと願うのだが、
ウェタリアは裁縫の仕事に追われてバフィルを構うことができない。
バフィルは薄汚れていて、食べ物にがっつく子として育った(<逆位置>清楚)。
学校に行く年になり、食うには困らないだろうとの、
ウェタリアの判断により(<逆位置>意思)、
鍛冶屋になるため遠方の寄宿舎付きの学校に行くことになる。
母を恋しがるバフィルを、アルレイン先生は暖かく見守ってくれる(善良)が、
バフィルの育ちを蔑む生徒達(<逆位置>変化)の嫌がらせを受ける日々が続き、
バフィルは報われない運命を嘆く(<逆位置>解放)。
ある日、ウェタリアへのプレゼントとして作ったペンダントを
溶鉱炉に投げ込まれ、バフィルの中で何かが壊れた。
嫌がらせの首謀者マーラックを道連れに、ドロドロに融けた鉄に
バフィルは身を投げた(<逆位置>理性)。

バフィルが飛び込んだ鉄を使って、アルレインはペンダントを再現し、
ウェタリアに届けた。
ウェタリアはそのペンダントを死ぬまで身につけたという。
ようやく、バフィルは母といつも一緒にいられるようになったのだ。


プロットカード対応表
逆清楚 ⇔ 薄汚れ 逆意思 ⇔ 自発的でなく母に決められた
逆解放 ⇔ 現状から抜け出せない
逆理性 ⇔ 狂気
逆変化 ⇔ 因習

逆さ文字はその言葉の反対の意味となる。ex)<逆位置>理性 = 狂気とかね。


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